t.oka architects

research on Univercity Facilitiy

主要用途:学生ホール
敷地面積:-
建築面積:約4,000m2
延床面積:約4,000m2
階数:地下1階 地上1階
構造:RC造 S造
設計期間:2017年
工事期間:-

※前職にて担当

2017-12-10

俯瞰

山中の大学施設として計画した学生ホールで、敷地は既存樹木が豊かな斜面状の公園。

既存樹を避けながら斜面と並行に帯状の空間を配列。

公園の周囲に設けられた散策路を施設と連携させ、カフェ、ギャラリー、ライブラリー、自習室を設置。帯状の空間を繋ぐ様にガラス屋根を設けた部分が階段状のホールとなる。

2017-12-9

外観

全体が斜面に対し半地下状になっており、地形の変化に応じて場所ごとに壁の高さが異なる。

半地下にすることで基礎の軽減、温熱環境への効果が期待される。

2017-12-8

自然と壁との距離

既存樹木をどのように巻き込み、どのような曲率をカーブに与えるかで空間性を組み立てる。

壁面と壁面の間に生まれる空間。

2017-12-7

曲率の設定

フリーハンドや模型での検証を経ながら、曲率を設定していく。

最終的には施工性を考慮し、円の組み合わせによって整理をしていくことにした。

2017-12-6

屋根

屋内、半屋内、屋外、半屋外。

多様な空間性を生み環境性も高める観点で、水盤や緑化を屋根面に設定した。

2017-12-5

斜面下側からの全景

壁と壁の間に生まれる内部空間や外部空間を等価に扱うことで、敷地全体を小さな領域に集合体に昇華させる。

多様な領域、多様な空間性は、利用する学生の自由度を高め豊かな時間を提供する。

2017-12-4

斜面上部からの全景

小領域の集合体として平面計画を整理しながら、建築として全体性を俯瞰できることも重視した。

最上部の壁面は腰高程度となり、帯状の水と緑の屋根面が連鎖する風景が現れる。

2017-12-3

平面計画

2017-12-2

全景

2017-12-1

近畿大学 ACADEMIC THEATER 2016.12

主要用途:大学

(図書館、教室、店舗、ホール、事務所)
敷地面積:86,710.43m2
建築面積:7,265.78m2
延床面積:28,345.07m2
階数:地下1階 地上11階 塔屋2階
構造:S造・柱CFT(上部構造)

RC造・SRC造(下部構造)
設計期間:2013年4月~2015年3月
工事期間:2015年4月~2016年12月

※前職にて担当

2016-12-28

5号館閲覧室

本、自然、活動が連鎖する大学図書館。

本は十進分類法ではなくテーマに基づく配架を行い、関連するプロジェクトを近接するプロジェクトルームにて行う計画。

全ての閲覧スペース(本)、中庭(自然)、プロジェクトルーム(活動)は同じ機能同士は隣り合わず、また、各機能は必ず異なる2つの機能に隣接する。

自然に溢れた環境で学生の自由な活動を促す、キャンパス交差点の集合体。

2016-12-27