2024.01.20 _ 02.24
Kato Sumiko foundation project はかつて金津創作の森に住み、制作を行なっていたろうけつ染作家の加藤すみ子さんの活動を繋ぐ試行的な取り組みです。
加藤さんのレジデンスである「葉室」をお借りし、若手デザイナーやアーティストが地域との交流を深めながら制作を行う機会を提供することで、周辺地域の文化的リソースを探求し、制作・発信を行なっていきます。
もともと、加藤さんが日々の生活の中で実践されていた活動を継続発展させることで創作の森だけではなく、地域全体で文化の醸成を促すことを目指しています。
https://okatos23.wixsite.com/ksfp
https://www.instagram.com/ks.fpj/
2024-01-20
創成期時代のアーティストインレジデンス(AIR)。豊かな自然の中に美術館とAIRが共存する文教地であったが、時代とともに公私の境界は深くなり、今では立ち入り禁止の看板も目立つ。
そのレジデンスの一つ「葉室」に新しいプログラムを与え、事業として継続可能なAIRのあり方を試行した。
2024-01-19
金津創作の森は1999年に創設された野外美術館及びAIRで、染画家の加藤すみ子さんは創設時からここで暮らし制作を行なってきました。アトリエは木々や笹に囲まれた築130年の日本家屋で、葉の家を意味する「葉室」と名付けられています。
引用元:
https://echiwa.jp/craft/kanazu-forest/
2024-01-18
加藤さんの退室後、試行的な自主AIRとして葉室の風景を再生する取り組みがKS.fpj。地元出身のデザイナーMGNTとkna plusの協力を得て創作活動を行い、その過程で得られる地域リソースを観光資源として公開する。
2024-01-17
24mm合板のみを用いた什器。地元工務店で製作可能な納りと、和服の反物のように無駄なく材を使用する木取りを含めた設計。脚を少しズラすことで天板のコーナーを開放的な形状とし、ワークショップの際など集いやすい構成。
2024-01-16
デザイナー達の創作メモは制作物に直結する資料に限らず、日々の出来事や地域の課題、学術的調査など、制作の過程で得られたものを系統建てずに配置をする。
絶対に揃わず、多様なグリッドが見る人によって変化する「罫線」の設計。
他人のメモ帳やアルバムを覗くようであり、脳内を探索するようでもあり、また個人の主観による地域の観光ガイドともなる。
2024-01-15
HPC©︎による薄肉コンクリートのルーバー。
W2400×D600×t25のコンクリート部材は炭素繊維によって張力が与えられ、素材の重量感を感じさせないプロポーションが可能となる。2400枚のルーバーが積層することで重力そのものをファサードに纏う。
2021-10-18
2015-02-3